子どもの高校選び、レベルで決める?

我が家の高校1年生の長男の話です。息子は小さい頃から本を読むことが大好きで、夫が息子に読ませたいと思う本や図鑑などを図書館から借りてきてテーブルに置いておくと、読めと言わなくても片っ端から読むようなタイプでした。

 

驚くほどの読書量のおかげで読むスピードもかなり速くなり、そしてなにより息子の頭は豆知識でいっぱいになりました。そういう子でしたから、小学校に入学してからも勉強で困ることは何もなく、きっとレベルの高い高校に進学し、大学、就職と順調に進み、自分の好きな研究などに没頭するようになるのだろうと漠然と思い描いていました。

 

しかし、小学校高学年から中学時代、起立性調節障害という思春期特有の病気に悩むことになりました。自律神経のバランスの崩れから、朝なかなか起きられなくなり、調子が戻るお昼頃から登校するという毎日を送るようになったのです。もともと成績もよく進学塾にも通っていた息子が、学校の授業もまともに受けられなくなってしまいました。

 

さて、高校進学はどうしたものか…。もう、息子のことを考えたら、レベルだけで学校選びをすることができなくなりました。結果、3部制の単位制高校を選びました。偏差値のレベルから言ったら、数年前の私達には考えもしなかった高校ですが、とにかく9時半ごろに家を出ればよい学校なので、本人も楽に通うことができるのです。

 

「遅刻せずに学校に行かねば」という大きなプレッシャーから解放された息子は、体調も改善され毎日楽しく通学しています。レベルにとらわれず、本当に合った学校選びをすることが、前向きな将来につながるのだと思います。

 

今後の息子が楽しみです。